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2007年5月31日 (木)

社長出金

めずらしく午前中から出社す。前社長時代には仕事の受注は各個人が直接交渉することが増えていたが、最近は僕が窓口になることがおおい。飛び込みの仕事はまず電話あり、そして夜中に判断するための設定、絵コンテなどが届けられているパターン。
シリーズをやっている人も、最近どこもレイアウト戻しが遅くて手空きの状態が多くなってしまい、そこに仕事を入れたいわけだ。
吉祥寺方面からのゲームは大変そうなのでちょっとパスかも...、こっちのパチンコはいいんじゃない...などと意見を言ってみる。
 昼すぎに出社するのを社長出勤と言うけれど、以前村田氏が昼頃自宅を出る時に、近所の人から「村田さん、まるで社長出勤ですね」と言われて、ちょっと憤慨したように話したことがあった。「オレは社長だ!」と冗談で怒ってみせていた。まあ、いわゆる社長様には見えませんよね、どうやっても。それはどこの下請けプロダクションも同じこと。ましてや、現社長はさらに見えません。

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2007年5月30日 (水)

N・アッチ・イケー

NHK国際放送局のWhat's on/Japanという海外向けニュース番組の撮影日。2時にカメラクルーが本社にやってくるも、出勤している人が少なくて絵にならない。そこで、急遽動員指令を出して、数人よびつけた。洗濯中だったK君も急いできてくれた。才田部屋が埋まるまでに、僕にインタビューされる。村田前社長の作画机をそのまま残してあるので、そこで村田氏になったつもりで話す。まあ、番組としては「人気のアニメ、でも実態は...」的興味で進むので、あまりはずれた意見を言っても採用はされないだろう。たとえば、経済的貧窮と言われて人材が育たないから、公的支援を期待するとか言うといいんだろうが、僕はひねくれているから、「給与が少ないのは大変けっこうではないか。本当にアニメーションが好きな人材が集まるから」とか言いいたいところなのだ。
 撮影は1時間の予定がのびて2時間に。招集された若者には悪かったので春木屋のラーメンをおごってごまかした。BSでも見られるらしいが放送日は未定。他にもIGとかキャッツや雲雀などに取材に言ったというので、オープロは1分ぐらいでしょう。何も変わらないだろうが、マスコミにいやにならずに協力してささやかに発言していくのがオープロ=村田方式です。あきらめないってことですね。

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2007年5月29日 (火)

経営せん情報センター

中小企業基盤整備機構経営支援情報センターというところから「コンテンツ産業の方向性に関する調査研究(アニメ制作会社の現状と課題)という冊子が送られてきた。著作権ホルダーでもなく零細な我が社では、立派な統計はあまり役にたたないと思ったけれど、後半の各社のケーススタディは興味深く拝読した。
いずれも、みなさんちゃんと経営をなさっているようで、感心しきり。我が社としては同業他社のように、テレビシリーズの元請けを目指す気持ちはまったくないので、あまり、資本の導入など拡大路線の方向には(行きたくても)いかない。その代わりに、ここにオープロありという独自の旗をあげたいと思っている。自主短編の制作ということにおちつくのか。

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2007年5月28日 (月)

大鉄人28

これもお仕事と言い張りつつ、映画「鉄人28号 白昼の残月」を武蔵野館レイトショーで鑑賞。めずらしく途中でかなり眠くなる。レトロな絵とハードな内容は会わないなあ、と思いつつ見る。連載当時からの横山ファンはおとなしく白黒のファーストを見ていろということか。そういえば、せっせと録画したやつをまだ見ていなかったっけ。
いずれによせ2004年にテレビ東京系にて放送された連続TVアニメーションの方も見ないといけませんね。

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2007年5月27日 (日)

ぱちっとモンスター

今日は日曜日なのでほとんどの人が出勤してきているので、へんな気分。劇場版ポケ○ンのアップらしい。たまにはテレビでも見ようかと思っていたが、落ち着かないので遠慮してしまった。やはり、日曜は2〜3人で閑散としていないとなあ。

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2007年5月26日 (土)

うなぎおいしいかの皮

地元浦和は19店舗がひしめくうなぎの町だそうで、本日うなぎ祭りが開催された。区役所でつかみ取りとか料理教室とか野外イベントがあったみたい。祭りのちらしを持参すると加盟うなぎ店で5%割引というので母親をつれてお気に入りの「浜名」に食べにいった。親孝行ではなくこれもまた社長の業務と理屈をつけて。先日、別な地元の店で「うなぎ小唄」というCDを購入したのだけれど、やなせたかし先生考案の「浦和うな子」ちゃんというアンパンマン風キャラが描いてあったので、このアニメ化を企画しようかな、っと思ったわけだ。以前より、アンパンマンとかおでんくんとか、簡単なキャラのアニメがいいね、という話が出ていたのでね。でも、うな子ちゃんだけでは世界が広がらないかな。CDには、歌詞と一緒に踊りの振り付け図もあって、アニメ化の際のエンディングは出来たようなものなんだけど。浦和区役所はお金ださないかなあ。本気に企画書書いたらテレビ埼玉あたりでやりそうなものだが。
同時収録は「ヌラヌラソング」と「なにもかも彩」。なにもかもいや、ではなく彩の国=さいたまですね。作詞は全てやなせ先生。ちなみに、やなせ先生と埼玉、浦和はな〜んにも関係ありません。
とにかくうなぎを堪能して、夜2スタへ戻ると,SSKの若手3人につかまって、朝までまたも飲みました。どうもみんな元気だなと思ったら、僕以外は20代だった。そういえば、俺も20代はもっと元気だったよな、と懐古してみたものです。朝日がまぶしいぜ。すずらん通りのやきとりはまずいぜ。

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2007年5月25日 (金)

出来たか?貸せい!

今日は給料日です。S嬢が茶封筒に現金をしこしこ入れて、それを夕方からわたしくめが個人個人に配るのです。そうです、手渡しですね。昭和30年代のスタイルです。約40人弱にくばるのは時間もかかります。1スタと2スタとふたつだし。
先代の村田社長にはいつも「めんどくさいからみんな振込にしたらラクじゃないですか」とうるさく進言していたのですが、やってみると新人社長が一人一人と話すいい機会になっているのでやめられません。
 仕事を請け負う姿勢は徐々にまとまってきているようで、改革は進んでいるような気がしますが、この手渡しと古い動画机は変えられないかもしれません。一番(唯一?)、社長っぽい仕事かも。
やはり10万越えがひとつの壁なのか、それ以下の人がけっこういて生活ぶりが心配されます。わりの良い仕事を探してこなけりゃいけません。人並みな暮らしを目指しましょう!

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2007年5月24日 (木)

去る月収

制作プロダクションジー○ックの取締役アニメーターH氏の奥さんが来社。実はアニドウの方でアルバイト募集をしていたけれど、唯一の応募者がこの人で、「まさかH氏の奥様をコキつかうわけにはいかない」と断ったもの。それでも緊急の折には手伝ってもらうかもしれないので、見学に来てもらったわけ。我が社のT夫人、S嬢と三人で地元で著名の「北京遊膳」で昼食してからちょっとお茶しました。美女三人に囲まれて(ちょっと年が....)、いささかいい気分でしたが、H夫人の「私が現役の頃は1,000枚動画やるのは当然で...」とかなかなかの猛者ぶりに感じ入り、主婦業とアニメーターの両立を続けている話は感心することしきりです。ぼくは社員を甘やかしているような気がしました。明日からはややキビしくいたしましょう。

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2007年5月23日 (水)

3K新聞

5/9の日経新聞「心動かすアニメと共に」に続いて、5/20の産経新聞に「アニメ文化をまもる」としてアニドウの活動が紹介されました。日経はあまりアニメ業界では読まれていないのか、反応わずかでしたが、産経はいくつか問い合わせなどありました。
そのひとつとして、本日、杉並区の区民生活部産業経済課の方々がオープロ2スタに来られて今後の協力について話し合いをしました。 なんだかここのところ社長は会議ばかりです。
それでも、いくつかの会社に進行を問い合わせたり、新しい仕事を割り振ったりして、やや会社の仕事もしています。来週には、動画机をちょびっと増やすなど模様替えをしたいと思っています。
本社1スタも、整理が必要かな。
そろそろ全社集会もしないと意思疎通が図れないかもしれません。月内に一度、つきあげられましょう。

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2007年5月22日 (火)

金もなく、暇もなく何も先は見えはしない

「風のフジ丸」で知られる小田部羊一さんが2スタの見学に来た。というにはウソ半分で、来月収録する某テレビ番組の打ち合わせも兼ねてのこと。
アニドウの会報FILM1/24の13+14号を資料提供したりしているので、呼ばれてもいないのに口を出している。
終了後、才田、石之の両ベテランを伴って荻窪北口の「馬来」でちょいと飲み。
僕が製作中の小田部画集の話はせずに、他の話で盛り上がってしまった。これははたしてオープロの仕事なのかと疑問もあるが、業界のベテランが時折訪れてくれると刺激になるかなあ、という期待がある。しかし、若い人たちは仕事に一生懸命で、誰が来たのかわかっていないみたい。今度、講習でもしていただこうかな。
「金色の動画机を用意して、顧問で迎えますがどうでしょう?」と小田部さんを我が社に誘ってみましたが、駄目みたいです。あたりまえです。

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2007年5月21日 (月)

NHKわるいど

某局の国際放送部○○○ワールドの人が取材協力で打ち合わせにきた。
海外で人気の日本アニメだが、実態はこんな現場で制作しているというギャップを紹介するという企画。
ありがちな内容になりそうだが、協力することに。一目で貧乏だとわかるスタジオは日本でもわがオープロ本社に勝る場所はないのだ。故村田社長の得意とする分野なんだが、そこまで継ぐことになるのか。
話し好きはたしかに似ているけれど、ぼくは早口です。 「日本アニメ人気はうたがわしい」とか「現場は貧乏でもいいんじゃないか」とか妄言を交えて1時間以上も放談してしまう。静かに仕事をしているアニメーターには気の毒だったが、社長だからかまわないのだ。それでいいのだ。5月30日に撮影にくるというので、映りたい人は本社に移席してください。

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2007年5月20日 (日)

神童ええだろう

在籍アニメーターのみんなに声をかけて、映画「神童」を団体鑑賞に渋谷へ出かけました。参加者は約10人。「業務命令」と言ったのに、1/3かい。社長の威信がありませんからねえ、しかたありません。
不参加のOBから面白い意見がありました。「新社長はみんなで見る夢が好きなのですね」と。そこまでおおげさではありませんが、この映画のようなテイスト....設定やキャラクターはちがっても、人間の善意を信じるおはなしは好きなので、こういう視線を持つアニメーションを我が社で作ろうとは思います。
その意味で、今回見てくれれば将来話が早いなと思いましたので、できるだけ参加者が多いとうれしかったんだけど。ま、当節、こういう団体行動ははやっていませんからねえ。

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2007年5月19日 (土)

おいら夢中の単行本「そばのイイダム」

パチンコだの知育ビデオだの、ル○ンSPだのイレギュラーな仕事の依頼が重なって交通整理もめんどうくさくなってくるこのごろですが、仕事があるのはけっこうなことなのか。単価の高い仕事だけをやりたいものです。
午後に来客。元オープロのランチフィールド・ホースマン監督がワンフェスの清算に来た。わんぱくのフィギュアを販売してくれたもので、運送から売り子までやってくれて2セットも売ってくれたもの。ついでに「おいら宇宙の探鉱夫」と「機動戦士ガンダム第08MS小隊」のDVDもくれた。ありがたや。
マッドハウスからの出向の帰りに寄ったT氏と、オープロ大阪支部長O氏などと一緒に話す。
前出の1000万は、たまに出るという話とか、灯台もとくらしで我が社の故・小松原一男がとーぜん1000万超えていたという話をする。ああ、あたり前でした。小松ちゃんがそれぐらい、もらっていなくてどーする、という感じ。しかし、つつましい暮らしだったがなあ。会社にお金を貸していたからか。いやはや。

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2007年5月18日 (金)

養成凝らす

今年度で6年目となる「杉並アニメ匠塾」の実施に向けて第一回会議が開かれたので、杉並区役所に行きました。所内の各階案内版に漢字にまじって「10階アニメ」とあるのがなんかヘンです。
会議は3時から5時まで。募集にあたって説明会を開く方がよいのでは、など意見多数あり。僕はアトリエロークの川本さん、トランスアーツの黒木さんなどの意見に賛成の意を表するだけの気楽さ。(発言順番が最後なので)
オープロでも毎年研修生を受け入れてきたわけですが、4人が現在在籍して活躍してくれています。他社でも同様で、この数字をどう評価するかですが、ぼくは「匠塾」の成果があがっていると高く評価します。開始直後は、この制度を疑問視していたことをおわびしつつ。
今年の公募は6/21〜7/21。詳細はのちほど発表されます。

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2007年5月17日 (木)

飲みのふうふう

一昨日のことになりますが、深夜0時にオープロの若手二人に誘われて、4時まで飲みました。すずらん通りのたいしたことのないやきとり屋で。その日は歯を抜いたばかりなので、サワーなどをちびちびのんでごまかしていたんだけど、いやあ、若い人は食うわ、飲むわ、元気です。
オープロの改革について熱く語られて社長はたじたじでした。
出向に行っている二人だけれど、戻ってくる時のために机を確保しなくてはなりません。
早速、2スタの改造を考えています。本社もそろそろ整理の時期かもしれません。
夜中に不動産屋の張り紙を覗き歩きながら、来年のオープロの姿を想像しています。

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2007年5月16日 (水)

底賃金

同僚I氏が発売中の雑誌「週刊東洋経済」5/19号を見せてくれた。特集/未来時給の中でアニメーターが取り上げられている。見出しは「低賃金でなり手減少、今や9割は海外製!」。結論の「日本のアニメ産業は重大な危機に瀕している」は、100%同意するので、けっこうだが、途中の内容は?が多い。まず、なり手は減少していませんね、うちにもしょっちゅう就職希望が来るもの。
「作画監督に到達すれば、年収1000万はざら」というのは大ウソではないか。僕は見たことはありません。
500万〜600万が上限じゃないか?
「1000枚描けるようになれ、と言いたい」という日本動画協会専務理事氏の言があるが、聞き間違ってはいないだろうか? 昔でもなかなか大変な量だが、コンピューター様の作業のしやすいようにきれいにきれいにきれいに動画をクリーンアップする現在のやりかたでは400枚がせいぜいという話も。いかにも無責任な発言だ。
全体の作業の9割は海外かもしれないが、クリエイティブな根幹の作業はまだそれほどでもないはず。(今は....)。
次代の才能を育てるのは急務だが、「第二の宮崎駿は現れるか」などという見当違いの期待はやめにしてもらいたい。

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