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2009年11月 4日 (水)

セル好きの某氏

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それは私です。
先日からテストを重ねてきたプリント作業の結果、全巻通しで東京現像所で「セロ弾きのゴーシュ」のニュープリント試写を開催。
なんと高畑勲監督をはじめ、ジブリのM氏、M監督、ジャイブのYさん、Tさん、鈴木映画の鈴木さん、杉並区役所の方々、彦根大助氏などなどに加え、オープロアニメーター一群が参加し、にぎやかな上映となりました。
弊社独自ではほぼ27年ぶりのニュープリントと言うべきで、きれいな画面と正しい色彩で見るのは久しぶり。やはり、DVDやビデオの画面とは違います。
きれいになった分、セル傷や乱反射、ゴミや組み合わせのズレなんかも見えてしまいますが、それがまた手作り感があっていいんですよねえ。ニュートン(セルをガラス板で圧着した時に出る波紋状の模様)なども懐かしい.....。
ひさしぶりに本当の「ゴーシュ」に再会し、名作であることを再確認した気持ちのよい夜を過ごしました。
古い作品ではありますが古びてはいません。むしろ、現在のデジタルなシステムの中でおおいに見てもらいたい、これぞアナログの傑作だ、という思いを強くしました。
 始まる前に高畑監督が「やはりここには村田さんが居てくれないと...」と言ってくれましたが、本当に村田氏がいたら喜んだろうな、と思います。
此の作品は、まぎれもなく高畑さんの傑作であり、作画監督才田俊次の大仕事で、椋尾篁さんの美術はすごいの一言です。しかし、なんといっても村田耕一の一世一代の偉業だったなあ、と思いを深くしました。

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